2025.07.12
1.富士山登山道について
富士山には山梨県側の吉田、静岡県側の須走、御殿場、富士宮の4つのルートがあり、登山口は、各ルートの五合目になります。 4つの登山ルートには、それぞれ特徴があり、自分に合ったルートを選ぶことが大切です。登山シーズンは、いずれのルートも7月上旬から9月上旬までで、 登山のための通行予約と、通行料・入山料4000円の納付が必要です。2025年開山期から静岡県側3ルート(富士宮ルート、御殿場ルート、須走ルート)でも登山規制が行われ、条件を満たさないと入山証が発行されません。静岡県側では1日あたりの登山者数の上限はありません。静岡県公式アプリ「静岡県FUJI NAVI」をスマホにインストールして登録、入山料納付、事前学習等が必要なので、事前準備に時間がかかり、とても面倒でした。
ここでは、今回登った富士宮ルートの特徴や魅力、山小屋情報、アクセス方法等を初心者目線で詳しく解説していきます。
2.公共交通機関を利用した富士宮登山口へのアクセス
富士宮五合目へは、三島駅、新富士宮駅、富士宮駅からバスが出ています。いずれも本数は少ないので、あらかじめ発車時刻を調べていくことをお勧めします。特急の富嶽ライナーは要予約です。私は、三島駅前のホテルに前泊し、早朝発の富嶽ライナーで登山口に向かいました。
・<特急>富嶽ライナー【要予約】
富士急シティバス 今年デビューの三島駅南口~富士宮口五合目を結ぶ高速バスです。
2025年7月10日(木)~9月10日(水)の運行で、三島駅発はインターネット限定予約、要事前決済です。窓口での取り扱いはありません。予約は運行日の1ヶ月前からですが、当日に空席がある場合は利用でき、運賃はバス乗車時の支払いになります。インターネット予約終了は三島駅南口発の10分前です。
予約後の取消はキャンセル料がかかります。往路:3500円 復路の富士宮口五合目発は先着順です。詳細につきましては、富士急シティバスHPでご確認ください。
・<路線バス>富士山富士宮口五合目線(特快便)
前記の富嶽ライナーと同じ富士急シティバス運行の路線バスの<登山バス>です。始発が7:50のため登山スタートが遅くなりますが、お住いの場所により、首都圏の自宅を朝出発し乗車できる可能性が高いです。
7月12日~9月7日まで運行され、日によって運行時間が違いますので、富士急シティバスの路線バスページでご確認ください。
三島駅~富士宮口五合目 大人:片道2,840円 往復4,000円 片道切符はWEB購入できますが、往復チケットの「富士登山バス・フリーきっぷ(3日間有効)」はWEBではご購入できません。富士登山バス・フリーきっぷは三島駅南口窓口にて乗車前に購入がが必要です。
・新富士駅・富士宮駅~富士宮口五合目(7/10~)
こちらは、富士急静岡バス の運行です。
新富士宮は新幹線停車駅ですが、首都圏に住む人にとっては三島駅の方が利用しやすいと思います。富士宮駅は身延線なので首都圏の人にとっては不便ですね。
・富士登山バスフリーきっぷ
対象路線:新富士駅・富士宮駅~富士宮口五合目、三島駅~水ヶ塚公園~富士宮口五合目線、御殿場駅~御殿場口新五合目~水ヶ塚公園線、御殿場駅~須走口五合目線、新松田駅~須走口五合目線、富士山駅・河口湖駅~富士山五合目線で利用可能です。
※富士宮口(富士山スカイライン)・須走口(ふじあざみライン)・富士スバルライン五合目(吉田口)を運行する「富士山マイカー規制シャトルバス」では利用出来ません。
販売額 大人4,000円 小人2,000円
有効期間 3日間
摘要 往路、復路とも1回限りで途中下車可能
発売期間 7/10(木)~9/10(水)のみ
《「富士登山バス・フリーきっぷ」が購入できる三島駅南口窓口》
三島駅南口を出て右に30秒ほど進んだところ。

《富士急窓口を拡大》撮影日は朝早かったので窓口が閉まっていました。路線バスが出発する時間には開いているはずです。

・<特急>富嶽ライナーで三島駅を出発
三島駅南口のトイレは改札内。改札外にトイレがありません。近くにコンビニあり。

三島駅南口2番のりばから。

WEB予約したQRコードを見せて乗車します。

バスの座席にはビニールがかけられ、シートが保護されていました。登山者に汚されたくないんでしょうね。トイレ付バスでした。

5:30 三島駅南口 出発
座席は、半分ほどが空席でした。この時間発は、前泊が必要なので利用しずらいですね。
走行中、バスの中から、富士山が見えていました。山頂付近に少し雲がかかっています。

アップで

3.富士宮五合目
・富士宮五合目バス停周辺
7:00 富士宮五合目 到着
バス停には仮設トイレと写真左側の茶色の建物に休憩所、売店、自販機がありました。建物の裏手がバス停です。
建物内の休憩所で食事と準備をします。

スタート前に忘れずにGPSをONにします。
雲海を抜けたその先に広がる富士山ブルー / tabitappyさんの富士山(須走口・吉田口)・富士山(御殿場口)の活動データ | YAMAP / ヤマップ
7:15 ここから登って行きます。2~3分で入山料の確認場所があります。

・登録・入山料納付の確認
静岡県公式アプリ「静岡県FUJI NAVI」の入山証(QRコード)を係員に提示し、リストバンドを受け取ります。下山までなくさないようにしてくださいと言われ、手首に巻きましたが、入山時以外確認されることはありませんでした。

現地係員がたくさんいました。リストバンドを登山口のスタッフに提示し入山します。

4.富士宮五合目から六合目へ
・富士登山表口五合目標高2400Ⓜからスタート
今回は前泊日帰りで登ることにしました。入場料が4000円もかかるので😅山小屋代をケチりました😆
7:19 出発!


標高2400Ⓜ表示から3分ほど登ると、公衆トイレがあります。チップ制です。
富士宮ルート上には山小屋が多くあるので安心です。

こんな感じのゴツゴツした登山道を登って行きます。

視界の先に富士宮六合目の山小屋が見えてきました。

7:34 六合目2490Ⓜ 到着
雲海荘と宝永山荘の2軒の山小屋があり、ベンチがたくさんありのんびり休憩して急な登山道に備えるのもいいですね。

山小屋を通過すると、分岐があります。

分岐を真っすぐ進むと宝永山方向で、皇太子時代の天皇陛下が歩かれたことで有名なプリンスルートです。その後、御殿場ルートに合流します。
プリンスルートについては、2023年に登った時の記録をご覧ください。
今回は、この分岐を左に曲がり、富士山山頂方向に進みます。

(2)富士宮六合目から八合目へ につづく