挑戦:赤岳鉱泉から阿弥陀岳へ(1)美濃戸登山口へのアクセス

2025.08.03~2025.08.04

 

赤岳鉱泉にテント泊し、南八ヶ岳でまだ登っていなかった阿弥陀岳に挑戦してきました。

 

 

はじめての阿弥陀岳 テント泊@赤岳鉱泉 / tabitappyさんの中岳(八ヶ岳)阿弥陀岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ

 

1.八ヶ岳とは

八ヶ岳は、長野県と山梨県にまたがる山々の総称で、特定の山を意味する名称ではありません。中央に位置する夏沢峠を境に「北八ヶ岳」と「南八ヶ岳」に分かれ、一般的には天狗岳、横岳、硫黄岳、赤岳、阿弥陀岳編笠山権現岳、西山の8つの山を指します。

北八ヶ岳は比較的なだらかな山々が多く、樹林帯が山頂付近まで広がり、湖も点在しています。さらに、明るく開放的な高原が広がり、とても伸びやかで穏やかな雰囲気です。一方、南八ヶ岳は連山の中で最も標高が高い赤岳をはじめ、横岳や硫黄岳など険しい山々が連なるのが特徴です。

八ヶ岳は地形変動ではなく火山活動によって形成された山です。その歴史は非常に古く、噴火が始まったのは約130万年前とされています。

かつては富士山と同じような形状で、標高は約3,400mもあったと言われています。八ヶ岳と富士山が活火山だった時代、八ヶ岳の神・磐長姫(いわながひめ)と富士山の神・木花柵耶姫(このはなさくやひめ)は、どちらの山が高いかで争っていました。ある日、どちらが高いかを決めるために背比べをすることになり、如来様が仲裁し、八ヶ岳から富士山まで樋を架けて水を流しました。その結果、水が八ヶ岳から富士山へ流れ、「八ヶ岳の方が高い」と判定されたのです。しかし、負けず嫌いな木花柵耶姫は納得せず、怒りのあまり八ヶ岳を蹴飛ばしてしまいました。その衝撃で八ヶ岳は8つに割れ、現在の形になり、富士山より低くなったという伝説が残っています。

 

2.公共交通機関を利用したアクセス

・美濃戸口へ

八ヶ岳の登山口へは、アルピコ交通の路線バスがJR茅野駅バスターミナル口から発着しています。

赤岳鉱泉に行く場合は、通常、美濃戸登山口からのルートが一般的です。茅野駅から美濃戸口線(茅野駅八ヶ岳農業実践大学~美濃戸口)に乗り、終点の美濃戸口で降ります。美濃戸口バス停から美濃戸登山口までは、徒歩1時間ほどです。

 

茅野駅へは新宿7:00発のあずさ1号が停車し、9:07に到着します。あずさ1号が到着すると登山者がバスターミナルに一斉に押し寄せます。他には、高尾駅6:15発 茅野駅8:48着の、登山者に人気の各駅停車もあります。あずさ1号の空席状況をネットで調べたところ満席で、甲府まで座れそうにないため、私は自宅最寄り駅から始発列車に乗り、この各駅停車で茅野駅に向かいました。

茅野駅改札は2階、トイレは改札外の1階にあります。2階改札からは、「ベルビア」と言うショッピングモール2階に渡り廊下でつながっていて、1階に降りるとバスターミナルは目の前です。ベルビア建物内にもトイレあります。

 

美濃戸口線は4番のりばから出発します。

 

美濃戸口までは1900円、IC支払い不可、現金のみになります。

アルピコ交通のチケット売り場で事前購入しておくと便利です。

 

あずさ1号が到着後は、⓹番のりばの手前で折り返して、美濃戸口線乗場は、登山者で行列ができます。奥蓼科渋の湯線、麦草峠線、北八ヶ岳ロープウェイ線、白樺湖・車山高原線などの八ヶ岳への他の路線も、ほぼ同じ出発時間のため、他の乗場も登山者で大混雑します。

9:40 美濃戸口線出発 路線バスなので荷物は車内に持ち込みです。

 

10:18 美濃戸口バス停 ほぼ定刻で到着

 

バス停の前には八ヶ岳山荘があり、宿泊や食事、日帰り入浴もできます。チップ制のトイレも設置されています。ベンチに座って登山届を記入したり、靴ひもを締め直したりと、それぞれ準備を整えています。

 

・美濃戸登山口へ

10:20 美濃戸から美濃戸登山口に向けて出発。

少しわかりにくいですが、バス停がある場所は美濃戸口で、そこから林道を約1時間歩くと美濃戸(高原)に到着します。


北沢の堰堤広場までは林道が続き、車でもアクセスできますが、一般車の駐車場は美濃戸登山口手前にあり、スペースが限られています。もし満車の場合、美濃戸口まで戻らなければなりません。

11:11 赤岳登山の拠点である美濃戸に到着しました。美濃戸口から車で約10分、徒歩で約1時間ほどです。美濃戸には3軒の山小屋があり、数分歩くごとに見えてきます。最初に目に入るのが「やまのこ村」です。

 

3軒の中で真ん中に位置するのが赤岳山荘です。前にベンチがあるため、多くの登山者が休憩に利用する小屋です。

 

無料で給水できます。

 

美濃戸登山口に一番近いのが美濃戸山荘です。

 

11:26 美濃戸山荘から約1分のところにある美濃戸登山口です。ここで北沢ルートと南沢ルートが分岐します。赤岳鉱泉へ行く場合は、北沢ルートを進みます。


(2)北沢ルートを通り、赤岳鉱泉へ につづく