屋久島空港でツアーに合流し、伊丹空港からのフライトが遅れたり、白谷雲水峡が増水で通行止めになったりといったトラブルもありましたが、無事にヤクスギランドを見学しました。安房の水明荘に宿泊し、地元食材を使った料理を味わい、翌朝の出発に備えました。

(2)ツアー1日目トラブル発生しながらも何とか のつづきです。
鹿児島遠征@宮之浦岳 / tabitappyさんの栗生岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ
翌日、また同じ民宿に戻って宿泊するので、不要な荷物は部屋に置いたまま出発します。早朝出発なので民宿での朝食はありません。縦走中の5食のうち4食はツアーに含まれていて、1食は初日に渡されるお弁当、残り3食はガイドさんが準備してくれますが、フリーズドライのご飯3つとうどんが配られ、各々持って上がりました。
このツアーには1万円のポーターオプションがあり、縦走中の2日間、寝袋とマット、そして渡される5ℓの袋に入るだけの荷物を運んでもらえます。避難小屋はおろか山小屋にも泊まったことがない参加者も実際にいました。このオプションを申し込めば、日帰り登山のように軽いザックで登ることができます。女性参加者の半数以上が利用していました。私は自分で😅
1.淀川登山口へ
宿を朝5時に出発。ツアー会社の車が迎えに来て、事務所でメインガイドさんと合流し、登山口に向かいました。利用した旅行会社が確保できるタクシーは1台のみとのことで、タクシーとツアー会社の送迎車に分乗し、途中でお弁当をピックアップした後、淀川登山口へ。登山口でお弁当が配られ、登山準備と朝食の時間が設けられ、私はおにぎりを1つ朝食として食べました。
宮之浦縦走は、淀川登山口から登り、宮之浦岳を経て新高塚小屋に宿泊。2日目は縄文杉やウィルソン株などの屋久杉を見学し、トロッコ道を通って荒川登山口へ下る行程です。
2.淀川登山口~淀川小屋
6:00 屋久島は日本の中でも西に位置するので、夜明けが遅く、まだ真っ暗です。ヘッドライトを点けて出発。

6時30分を過ぎると、明るくなり写真が撮れるようになってきました。登山口から淀川小屋まではなだらかな登山道が続きます。参加者14名、ガイド3名の大所帯、皆でゾロゾロ。
6:46 登山口から1.0㎞登ってきました。宮之浦岳までは7.0㎞もあり、更に新高塚小屋までは宮之浦岳から2時間以上歩きます。長い道のりです。

7:00 世界自然遺産の領域に入りました。

3.淀川小屋~花之江河
7:10 淀川小屋
ここで少し長めの休憩 トイレは1つのみ、ペーパーなし、ボットンでした。 この先、トイレブースはありますが、小屋までトイレはありません。

登山道はしばらくこんな感じの樹林の中歩きです

8:40 淀川登山口から3.0㎞、淀川小屋から1.5㎞進んできました。宮之浦岳まではまだ5.0㎞あります。時折、視界が開け、雲の中から奇岩が見えることがありました。

9:08 小花之江河
前日の夕方にはヤクスギランドから天柱石が見えたので、天気が回復すると期待していましたが、この後、雨が降り始め、屋久島の洗礼を受けました。レインウエアを着て進みましたが、雨は降ったり止んだりを繰り返しました。そのような中でもなんとか、とーふ岩は見えました🤗

4.花之江河~宮之浦岳
9:28 花之江河
日本最南端にある高層湿原です。

雨が降ったり止んだりしていて、眺望はありませんでした。草紅葉していて、霧の中の幻想的な景色を味わることができました。

10:04 やっと新高塚小屋へ案内表示が出てきました。宮之浦岳まで3.0㎞になりました。新高塚小屋までは6.5㎞あり、淀川小屋から3.5㎞なのでまだまだ長い道のりです。


《ツルリンドウ》

雨が止み、少し明るくなり、山の上の奇岩が見えてきました。シャクナゲの蕾もあり数日前まで暖かかったのかなと思いました。

岩室で昼食タイム。寒さで凍える中、ガイドさんが作ってくれた温かい味噌汁が身体を芯から温めてくれて、とても嬉しかったです。GPSが途切れていたので、記録が飛んでいて時間も場所もよくわかりません。登山道から少し外れた所で、この少し前だったと思います。
昼食のあと、小屋の宿泊場所を確保するために、早いグループと遅いグループに分かれて行動することになり、私はもちろん、かめさんチームでゆっくり登りました。


12:11 登山道の途中で休憩。宮之浦岳まで1.0㎞、新高塚小屋まで4.5㎞になりました。


5.宮之浦岳~新高塚小屋
・宮之浦岳登頂
13:00 宮之浦岳1936Ⓜ
九州最高峰で、日本百名山の一つでもある宮浦岳。天気が良い日には、種子島や周囲の島々まで一望できるそうです。

真っ白で視界はありません。風が強く、とっても寒いです。温度計は8℃🥶でした

うさぎさんチームで出発した何人かと山頂で合流出来ました。

・アップダウンの繰り返し
眺望もなく寒いので、長居は無用です。新高塚小屋1464Ⓜまでは、アップダウンを繰り返しながら標高を500Ⓜ近く下げていきます。
こんなに寒いのに、しゃくなげが狂い咲きしていました。ユニークな岩が増えてきます。

カモシカがいました。
14:44 写真右下 新高塚小屋まで1.4㎞になりました。あと少しです!

屋久島でよく見られる落葉広葉樹の高木「ひめしゃら」です。若木の頃は灰色で細かくざらついた樹皮ですが、成長すると樹皮が剥がれてまだら模様になり、やがて滑らかな赤褐色の薄い樹皮へと変わり、ツルツルの木になります。

・新高塚小屋
15:40 新高塚小屋 到着
3連休のため、新高塚小屋内もテントスペースも激込み。小屋は先着順で、先行してくれたウサギさんチームが男女各2名、計4名分のスペースを確保してくれていました。残り10名は分かれてテント泊でした。テントはツアー会社の方が歩荷してくれていて、私たちが到着した時にはすでに設置されていて、ありがたいことです。女性は小屋内に2名と3つのテントに分かれて宿泊しました。夕食の時間まで1時間ほどあり、少しでも明るいうちにお水を汲みに行ったり、寝袋を出して準備をしたりテント内で雑用をしているとあっと言う間に食事の時間になってしまいました。ツアー初日に配られ、それぞれが持って上がった白米のアルファ米とうどんを、夕食の時にガイドさんへ渡しました。
食事の準備はガイドさんたちがしてくれ、さらに食器類やクッカー、食材もガイドさんたちが運んでくれていました。メニューは焼肉や焼き餃子、煮込みうどんなど、飲み物は、梅酒やワイン、コーヒーなどの暖かい飲み物もあり、身体が温まり美味しい食事を頂くことができました。

新高塚小屋は、連休で混雑が予想されたためか、管理人が在中し、テントを張る場所や小屋内のスペースなどを案内していました。もし新高塚小屋が満員の場合は、1時間ほど先の高塚小屋まで行く必要があります。3階建ての新しい建物です。
【水場】足元が悪い所を1分ほどの敷地内にあり。
【トイレ】使用禁止が多く、ペーパーなしボットントイレ1つ、携帯トイレスペースが1つ。いずれも屋外。朝は行列ができていました。要ヘッドライト。
(4)樹齢1000年以上の屋久杉を見ながら荒川登山口へ につづく