柏原新道から鹿島槍ヶ岳@冷池山荘泊(5)強風の鹿島槍ヶ岳

夜行高速バスと路線バスを乗り継いで柏原新道登山口に到着しました。そこから柏原新道を登り、種池山荘や爺が岳を経て、宿泊地の冷池山荘に辿り着きました。夕食時間が早かったので、早めに就寝しました。

 

(4)冷池山荘に1泊 のつづきです。

aki-autumn.hatenablog.jp

 

 

1.真っ暗の中スタート

鹿島槍ヶ岳に登った後、扇沢へ戻るため、早めに出発することにしました。午前3時に起床し、まだ同室の人たちが寝ていたので、荷物を廊下に出し、1階玄関前のテーブルへ移動しました。すでに自炊室で朝食をとる人やテーブルで準備をしている人など、皆さん早朝から準備を整え、4時前には続々と出発していきました。

私もテーブルで朝食を取り、荷物をまとめ、不要な荷物を乾燥室に預け、出発準備を進めました。

 

・冷池山荘~布引山

4:00 冷池山荘 出発

ヘッドライトを点けて真っ暗な中を進みます。布引山の直下までは、なだらかな登山道が続き、道もはっきりしているので迷う心配はありません。山荘を出発し、10分ほどでテント場を通過し、先行する登山者の人たちの光るライトを追いかけるように、布引山へと向かいます。

 

4:59 布引山到着。 鹿島槍山頂が見渡せる素晴らしい景色です。日の出前ですが、かなり明るくなってきたのでヘッドライトを消しました。しかし、風が強く帽子が飛ばされそうだったため、ヘッドライトをそのまま頭に付けてバンド代わりにしました。

 

もうすぐ日の出の時刻です。

 

剱岳がキレイに見えています。

 

少しずつ鹿島槍ヶ岳に雲がかかってきました。

 

布引山直下はガレています。

 

・雲海の上に輝く素晴らしい御来光

5:18 御来光 雲海の上に、太陽が昇ってきました~

 

風が強く、止まっていると寒いので先を急ぎます。山頂方向はガスに覆われていましたが、朝日に赤く染まり幻想的な雰囲気を漂わせていました。

 

進行方向は、ガスがかかったり消えたりを繰り返していました。稜線上は風が強く、倒されないように姿勢を低くしながら必死で登って行きました。

 

鹿島槍ヶ岳直下ですれ違った方は、少し待っていたらとガスが晴れた瞬間があり、その時に山頂から周りの山々が見えたと言われていました。

 

日本百名山87座目、鹿島槍ヶ岳登頂

5:47 鹿島槍南峰到着 風がしのげる岩陰でしばらく待ちましたが、なかなかガスが晴れませんでした。

 

2.同じ道を冷池山荘へ

寒さもあり、北峰には行かないことにし、あきらめて戻ります。

6:00 下山開始

鹿島槍ヶ岳直下を下ったガレ場に雷鳥をがいました。

 

登ってきた時と同じ道を戻ります。登山道はこんな感じです。

 

6:41 布引山 往路ではきれいな景色が見えましたが、帰りは真っ白でした。

 

ハイマツ帯の中のなだらかな登山道です。

 

登山道から東側の谷の景色です。

 

遭難された方の石碑がありました。平成七年吹雪の中、元旦にこの地で亡くなられたそうです。ご冥福をお祈りいたします。

 

あいかわらずハイマツ帯の細い登山道が続きます。

 

・登山道沿いに広がるお花畑

なだらかな登山道沿いにはお花畑が広がります。標高が下がると、青空も見えてきました。

 

7:26 テント場まで戻ってきました。行きは真っ暗で、テントの灯だけで、様子が分かりませんでしたが、広くて天気が良ければ眺望はバッチリです。

 

7:33 ただいま~、冷池山荘まで戻ってきました。

 

山荘に入り、バッジを購入し、乾燥室から荷物を取り出しました。お腹が空いたので喫茶で軽食をとりたかったのですが、営業前でカップ麺やスープ、コーヒーといったお湯を注ぐだけのものしか対応していませんでした。スープを注文し、余っていた行動食で小腹を満たした後、荷物をまとめて出発準備を整えました。室内のトイレは使えず、外トイレを利用しました。

水は1ℓ持って上がりましたが、寒さのせいでほとんど飲みませんでした。

 

(6)のんびり景色を楽しみながら種池山荘へ につづく